喫茶茶会記 クロッキー会


喫茶茶会記クロッキー会のご案内・日時・毎月第三木曜日7時開始
静止ポーズメインでラスト25分ムービングです、
参加費二千円(ワンドリンク付)
主宰 浜中
hammer501@ezweb.ne.jp
2018/4/19(thu)"夜のギターサロン Vol.10" - 夜の質感と生音の響き - 開場21:30〜/開演22:00〜23:00 ¥1000 (1ドリンク付)
"夜のギターサロン Vol.10"
- 夜の質感と生音の響き -

4/19(木)喫茶茶会記
開場21:30〜/開演22:00〜23:00
¥1000 (1ドリンク付)
※毎月第3木曜開催


【出演】
・梅津 聡 (クラシックソロギター)
・DAISUKE HAYASHI (ギタレレ弾き語り)
・soboku (アコースティックユニット)
ayaco (歌)、下田 敦 (歌、ガットギター)


※開演前後には、通常営業のカフェスペースも料金そのままで、ご利用頂けます。
平日の遅い時間ではございますが、
どなた様も、ごゆるりとお楽しみ下さい。




「大音量派であるということ」喫茶茶会記店主筆
20180419

サロン的にお店を営んでいると大音量で音を聴く契機が少なくなる。
閑散とした中、常連がグッドタイミングにリクエストをしてくれる際には大音量でかける。
大音量といってもオーディオ達が一番心地よいパワーバンドである。
バイクの回転数でもそうなのだけど一番適切な状況であるということともいえる。
普段は虫の泣くような音の美学で頑張っている。
そのような観点から鑑みれば関東圏においては稲毛キャンディは偉大である。

画像は大先輩ベイシーの菅原さんと岩崎千明さんである。
自己の店はさておき、いつでも大音量派であることを自負している。





魚と美脚──川村美紀子『12星座にささぐ』第3回「うお座」 北里義之



 先月の「みずがめ座」公演で、もっとも印象深く、もしかするとこれがダンサーの本質かもしれないと思ったのは、「あるマックスから対極のマックスへと振り切れながら動き、反転をくりかえしていく」という、川村のダンスのヤヌス的な二面性だった。このふたつの極点を、試みに「M衝動」と「S衝動」と呼んだのは、それが彼女の身体のフィジカルな側面からきているように感じられたからなのだが、第3回の「うお座」を観てみると、この二極は、作品のなかでもう少し幅を持ったものとしてあらわれてくるようである。たとえていうなら、ギリシア神話や星座のような敬虔かつ神聖な領域に駆けのぼったかと思うと、愛欲にまみれた地上的な糞溜めのなかに宙天からまっさかさまに墜落するというような。相反する象徴性を高速度で往来するこの運動性は、かつてよく使われた言葉でいえば、「ヘルメス的」性格のものといえる。あるいはもっとシンプルに、川村のダンスや作品が持つ演劇的側面と考えるとわかりやすい。

 Wikipediaからの引用。「【ヘルメース】神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神である。能弁、境界、体育技能、発明、策略、夢と眠りの神、死出の旅路の案内者などとも言われ、多面的な性格を持つ神である。その聖鳥は朱鷺および雄鶏。幸運と富を司り、狡知に富み詐術に長けた計略の神、早足で駆ける者、牧畜、盗人、賭博、商人、交易、交通、道路、市場、競技、体育などの神であるとともに、雄弁と音楽の神であり、竪琴、笛、数、アルファベット、天文学、度量衡などを発明し、火の起こし方を発見した知恵者とされた。プロメーテウスと並んでギリシア神話のトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。」歌を歌い小説を書く、川村の才能の多面性は誰もが承知のところ。思うに、これこそ彼女の登場に人々が期待した当のものだったのではないだろうか。そして、この期待は、どこかで彼女の本質にも触れていたように思う。

 前回の手法を踏襲して、「うお座」にも、実在する40代の魚座の女と、50代の魚座の男のカップルが登場する。ムーディーなR&Bなどの音楽をともなって、深夜の阿佐ヶ谷で彼らにおこなったインタヴューが録音で流れる。ダンサーの前口上。「今宵お送りするのは、運命に閉じこめられた魚座の男女のヨタ話である。」現実に存在する男女の人間関係という、おそらくもっとも地上的なものにダンサー自身が対話相手としてコミットしながら、「うお座」は、これまでになく集中的にダンスが踊られた回となった。太腿が丸出しになる茶色のワンピースのうえから首回りを広くとったTシャツを重ね着して、白いソックスをはくというセクシーな衣装に身を包み、背もたれのあるユーロピアンな木の椅子を使って踊るのというのが前半のダンスの基調となり、椅子のうえでエビ反りになると、下半身を丸出しにして最初に片足ずつを、次にそろえた両足をあげるなど、セクシーさをアピールするダンスが展開していった。

 かたや、公演の後半では、椅子を台座がわりにして床にぺったりと腰をおろし、ゴムバンドに何本もの毛糸を結びつけていくという工作作業がはじまった。結び終わると、ホリゾントにあたる縦格子の壁のうえに貼つけてあったニボシの袋を、思い切ったジャンプでむしり取り、そのうちの何本かをムシャムシャ齧りながら、毛糸の先に魚をくくりつけていった。できあがったニボシの冠をかぶったところは、荊冠をかぶせられ、ゴルゴダの丘へと引かれていくニボシの聖者のようだった。立ちあがりしな、椅子のうえに散らばったニボシに喰らいつく。上着を押し下げて脱ぎ、ワンピース姿になると、さらに袋のニボシを上向いた口に流しこむようにして頬張るダンサー。束になって口から突き出るニボシ。いくつかは床にボロボロとこぼれ落ち、生臭い魚のにおいがたちこめる。背後の格子壁に後頭部をつけた川村は、ずるずると力なく床にすわりこむ。ときおり楽器の音をはさみながら流れつづける深夜の会話。



 ダンスであることを大幅に逸脱し、予測のつかない、どう受け取っていいのかさえわからない強烈な身体の場面が連続していった「うお座」公演。頭をふり、肩をふりして、冠からさがったニボシをフラフラとさせた川村は、大きな動きで冠を一気にふり落とすと、下手コーナーに椅子を片づけ、ふたたび踊りはじめた。「うお座」公演では、高速度のアニメーションの動きは封じられたが、そのかわり、公演の前半では、高い棚からなにかを取るようなしぐさをしたり、両手に握ったものを空中に置いていく身ぶりをしたりというように、パントマイム的な動きが前面に出ていた。そもそも身体の各部をセパレートして訓練していくアニメーションには、伝統的にはいまでも文学的に踊られるパントマイムを、解像度の高い筋肉や骨の動きとともに、解剖学的なものに進化/深化させた意味合いがあり、一般的にアニメーションのダンサーは精度の高いパントマイムを踊ることができる。同様にして、文学的な「人形ぶり」は、解剖学的な「ロボットダンス」として進化/深化をとげている。川村のこのダンスも、アニメーションの可能性のひとつと評価できるのではないだろうか。不安定な姿勢を連続していった最後の場面は、魚座の男女とのインタヴュー終了とともにダンサーが床に仰向きに寝転び、そのまま終幕となった。ダンサーの太腿ばかりが、暗闇に白く浮き出た生きもののように生々しく印象づけられた「うお座」公演だったが、一見するとエロチシズムの表現のような場面も、ニボシで冠を作り食い散らかす不可解な場面も、ひとつの宗教的な隠喩を帯びていたように思われる。このあたりが聖俗の境を自由に往来するヘルメス川村の真骨頂といえるだろう。

 「うお座」のテーマを「魚」でイメージ連鎖していった今回の『12星座にささぐ』は、連鎖の一本を、ともに魚座の男女のヨタ話=実録秘話として地上的なものにつなぎとめるとともに、連鎖のもう一本を、中世のフランドル地方で活躍した画家ブリューゲルの寓意画『大きな魚は小さな魚を食う』(1557年、版画)に登場する人間の脚が生えた魚につなげたように思われる。奇怪なイメージにあふれたこのブリューゲルの代表作は、腹を割かれた大魚から流れ出ている中小魚に、「強い権力を持ったものは、弱いものを支配し、破壊することができる」とか、「権力を振り回しすぎると最後には立場が逆転する」という意味に解釈されているようだ。川村が魚とダンスをつなぐために選んだのは、おそらくこの寓意画の左上に描かれている怪物的造形──別の魚をくわえた魚が、白いソックスをはいた人間の脚で歩く姿──に間違いないだろう。超ミニのワンピースで両脚をむき出しにして踊ったことも、頭にニボシを吊り下げた冠をかぶったことも、口からはみ出すくらいにニボシの束をくわえたことも、つながらないものがつながるという生きものの怪物性を、底に秘めた身体的テーマとしてステージに登場させる道具立てだったように思われる。こんなふうに考えると、椅子のうえでエビ反りになるストリップショーふうの場面も、腹を裂かれて横たわる巨大な生きものの、始末に負えない存在のありように見えてくるから不思議である。太腿のエロチシズムに、魚の脚という怪物的なものを重ねてダブルミーニングを生み出すのが川村流といえるだろう。彼女の作品には、こうした謎が散りばめられている。



(観劇日:2018年3月29日)
【お店のご案内】
喫茶室は通常営業しております
年中無休
こじんまりとした文化サロンです
月曜日〜日曜日(基本無休) 午後三時より営業
(カウンター)
第一土曜日 本田万里子
第三月曜日 由良隴砂
不定期 西川祥子,大森彩子,Morry
火曜日〜金曜日、日曜日 不定期休 店主福地
イベントルーム 副店主上田

朗読や即興パフォーマンス他
文化イベント等が日曜日やその他にございます
スケジュールでのご確認を。
備えの上履きで入るお店です。お忘れ物が多い店です。
一ヶ月間のみ保管いたします。 ご留意の程を。

〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
お電話 03-3351-7904
(営業時間のみ応対可)
開場時間中では電話応対が難しいので事前の
ご連絡を)
メール sakaiki @ modalbeats.com

how to come to sakaiki (by english)


 how to come to sakaiki(by VTR navi) 



photo by鈴木さや香
喫茶茶会記 - Profile 1 -
ディスクユニオンお茶の水店
渋谷・フライングブックス
新宿紀伊国屋書店、三省堂、池袋ジュンク堂、吉祥寺ジュンク堂、
で発売
弊店でも販売しております。
(cafe room)
ortofon spu gt ,garrad 401
shure m44g ,thorens td124
mcintosh c27 ,mcintosh mc2505

grundig 3 7052-001,siemens 6Ruf lsp 28a
(2way)


photo by masao harada

(l room) ortofon classic spu (stereo)
ortofon spu mono A (mono)

ortofon st-5
garrad 401
mcintosh ma7900

axiom dlm2
altec 811b
altec 4168c
(3way)


(at another space "@groove" 2002)
we want "chiaki iwasaki's mood" every time
イベントスケジュール ・公開カレンダー
文化イベントのスケジュールでございます。
イベント中でも喫茶室で御休み可能でございます。


トップページのカテゴリに記載されているメンバーはそちらに情報がございます。
googleスケジュールですべての確定イベントを閲覧できます。
アーティスト様から情報をいただいたもののみブログ上に展開しております。




(公開カレンダー)


(トピック)
※L room (中央部屋) S room(奥小部屋) caferoom(喫茶室)
 
「about "Hyslom" from Hikki 」喫茶茶会記店主筆
20180418

「三次元動的根拠と二次元静的存在の魂的行き来」喫茶茶会記店主筆

右よりMAHA,北、江ノ上  深謝(敬称略)






2018 川村美紀子 -12星座にささぐ-  月に一度ののダンス・スペクタクル 19:30 start 2000 yen 1drink in





- message -

藝術綜合茶房 喫茶茶会記のオーナー福地さんのご厚意を賜りまして、出逢いのきっかけとなったタップダンサー:米澤一平くんのサポートも受けながら、2018年より月に一度のソロダンス・スペクタクルを開催することとなりました。ゆったりとした喫茶茶会記の空間にて星のうつりかわりを味わうひとときに、是非お立ち会いくださいませ。

川村美紀子


- message -

美紀子さんはタップダンス・米澤一平さんの紹介になります。
とてもお話は上品なのですが、実演はかなりワイルド系でもあることがわかりました。笑
内外で評価が高く、有識者から教えてもらうのですが、わたしは専門分野上の評価ポイントを知りません。
美紀子さんの徹底した攻めの姿勢に感動しています。満点の優しく灯る星座の下で。 

店主 福地





- profile -

川村美紀子 Mikiko Kawamura

 1990年生まれ、16歳からダンスを始める。日本女子体育大学(舞踊学専攻)卒業。2011年より本格的に作品を発表し、2012年初演の『へびの心臓』は、国内外で上演を重ねている。「どこからかの惑星から落下してきたようなダンス界のアンファン・テリブル」(Dance New Air 2014/石井達朗氏)とも紹介されるその活動は、劇場にとどまらず、屋外やライブイベントでのパフォーマンス、映像制作、弾き語りライブ、自作品の音楽制作、レース編みなど多彩に展開。
 2014年『インナーマミー』初演、トヨタコレオグラフィーアワード 2014「次代を担う振付家賞」及び「オーディエンス賞」、横浜ダンスコレクション EX 2015「審査員賞」及び「若手振付家のための在日フランス大使館賞」を受賞後、渡仏。フランス国立ダンスセンター・CCN/Rを拠点に半年間のレジデンスを行い、「地獄に咲く花 (LA FLEUR ÉCLÔT EN ENFER)」を発表。
2013-16年度(公財)セゾン文化財団ジュニア・フェロー。

=========
主な作品に、『むく/muku』(2010-2011)、『がんばったんだね、お前の中では』(2011-2012)、『へびの心臓/Alphard』(2012)、『すてきなひとりぼっち/Fantastic One-man Ping Pong』(2012)、『euphoria』(2013/横浜ダンスコレクションEX2013 海外フェスティバル交流プログラム)、『いちごちゃん/Strawberry Girl』(2013)、『蝶と花/butterfly and flower』(2014)、『インナーマミー/Inner Mommy』(2014-2015)、『春の祭典/THE RITE OF SPRING』(2015)『まぼろしの夜明け/Midnight Dreamers』(2015)他。

活動は国内に留まらず、ソウル国際ダンスフェスティバル(2011)、フィンランド・ヨヨオウルダンス・フェスティバル(2013)、マルタフェスティバル・ポズナン(2013/ポズナン、ポーランド)、Perforations Festival(2013/ザグレブ、クロアチア)、ヨーロッパ・ミーツ・アジア(2013/ハノイ、ベトナム)、Dance New Air 2014(2014/東京)等に招聘され作品を発表。2013年秋には青山円形劇場にて、Tokyo Dance Today#9 森下真樹×束芋「錆からでた実」に出演。ニジュウイチビジャック!(2014/金沢21世紀美術館)や、ニューヨークジャパンソサエティー:Contemporary Dance Showcase Japan + East Asia 2015(2015/NY、アメリカ)に出演するなど、活動の幅を広げている。
コンテンポラリーダンス界の新鋭として、ダンスがみたい!新人シリーズ10 新人賞、オン★ステージ新聞 2012年新人ベスト1振付家、第1回エルスール財団コンテンポラリーダンス部門新人賞、HARAJUKU+PERFORMANCE+ DOMMUNE賞(2012)、第7回日本ダンスフォーラム賞、第45回(2013年度)舞踊批評家協会賞など、新人賞を総なめに。

フィンランド人ダンサーとのデュオ『euphoria』の上演(フィンランド・ヨヨオウルダンスセンター/横浜ダンスコレクション海外フェスティバル交流プログラム/2013年)、ルーマニア/日本:コンテンポラリーダンスプラットフォーム「Eastern Connection」(Gabriel Tudor財団主催/ルーマニア/2013)、音楽家:Alen and Nenad Sinkauz、マルチメディア・インスタレーション:Ivan Marušić-Klifとの共同制作『ENCOUNTER』(クロアチア芸術団体Domino/Perforacije Festival/2013-2014)など、海外コラボレーションも行う。


http://kawamuramikiko.com
2018/4/20(fri)〜21(sat)演劇設計局コミュニケ公演 ゲキサク×4〜短編劇集〜





●―○―●―○―●―○―●

演劇設計局コミュニケ公演
ゲキサク×4〜短編劇集〜

2018年4月20日(金)〜21日(土)
綜合藝術茶房 喫茶茶会記

ウェブサイト http://communique.work
公演ブログ https://ameblo.jp/theater-communique


■Aプログラム
4月20日(金) 19:00開演
4月21日(土) 13:00 / 17:00開演

『元禄浪漫奇譚 〜異聞之壱〜 』
大石内蔵助は 本当に英雄だったのか? 赤穂事件をめぐる 奇妙な御話。
いつか起こったかもしれない どこかの御話。
作:池田 恵
演出:関根 信一
出演:檀上 太郎、杉浦 直、小林 将司、三浦 碧至

『ドアの向こう』
マンションの一室。 ドアが閉められた密室。 そこにいる男女二人。
いや男一人。 不在と存在から、埋まらない 人間の心の隙間を覗く。
作・演出:鎌内 聡
出演:鎌内 聡


■Bプログラム
4月20日(金) 21:00開演
4月21日(土) 15:00 / 19:00開演

『揺蕩う筏たち』
生活を縛られながらも 女と別れられない男。 宗教にすがり 搾取されるその同僚。
漠然とした不安は少しずつ、 そしてはっきりと 二人を頑なにする。
希望もなく揺蕩う彼らが 行きつく先はどこなのか。
作:滝澤 航
演出:吉田 康一
出演:押田 貴史、小林 将司、内海 詩野、磯崎 みずほ

『触れた先から腐っていく』
言葉が形に見える男。性欲が見える女。声で嘘が分かる男の子。
味で心を感じる女の子。共感覚を持つ四人の男女が 織りなす奇妙な恋愛模様。
ヒトは感覚を共有できるのか。
作:田中 寛人
演出:吉田 康一
出演:檀上 太郎、内海 詩野、小林 将司、山本 由奈


■チケット
前売 2,000 円 / 当日 2,300 円(1ドリンク付・全席自由)
※半券割引:チケットの半券をお持ちいただければ、次回の観劇は1,500円となります。

↓ご予約はこちら↓
https://www.quartet-online.net/ticket/cmnq/

●―○―●―○―●―○―●
| 1/278PAGES | >>