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北里義之 6/27 羽太結子ソロダンス@bozzo写真展:四谷の湿った放屁2


6月21日(日)から27日(土)にかけ、喫茶茶会記の喫茶ルームで開催されたbozzo写真展『四谷の湿った放屁2』の最終日に、写真で巫女役をされたダンサー羽太結子さんのクロージングACTがおこなわれました。巨大スピーカーから流れてくる「四谷の湿った場所」で生録された環境音は、水の音と生活音が混然となった基層の響き。開け放たれた楽屋の扉の奥には薄暗い電灯がともります。環境音に重なって、男の声がいくつか身ぶりの指示を告げると、襦袢のように見える赤い衣装のうえに、白いあぶく模様のはいった茶色のワンピースを重ね着した羽太さんが登場。会場の中央に集められた光の際にそって立ち、ゆっくりとした動きで、声の呼びかけにこたえるダンスをスタートされました。太い光の柱を抱くように両手を広げる冒頭、斜めになった身体が天井を仰ぎ見る感じ(水音と感応して、身体がある情景をたずさえた秀逸な場面でした)、20回以上も連続して床に倒れこんでのたうちまわる転調のアクト、楽屋の薄暗さのなかに溶けこみ浮きあがる “異界” との往還、両手を膝の裏でクロスする不安定な姿勢を起点とする羽太さんならではのダンス、そして冒頭の指示を再現する動きから楽屋に入り扉を締める終幕と、感応的なダンスは写真展の最終日にふさわしいものでした。



写真提供:bozzo

北里義之
http://news-ombaroque.blogspot.jp/



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