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大河原義道 文筆作品 2015/9/29 更新



「何度でも」

紅葉の始まりの公園
池に浮かぶ青空と白い雲
風に踊り枯葉も飛んでゆく
そんなとき 鯉が餌と間違えて枯葉に寄ってくるんだ
ホノボノ
肥っている鯉を見て癒されるのは僕だけかなと
胸を遊ばせ
大きく息を吸い込んだ
ゆっくりした秋の訪れ
池のうえ動いているのは鯉だけに見えるのか
池の鏡を見ながら数日間を早送りして
木々の紅葉の色まで違って見えるのか
ゆっくり大人の秋は変化を閉じ込めれるんだ
想像の中にギュギュギュッと過ぎゆく時間に
もうすぐ約束の枯葉絨毯


何度でも夢を描ける青空の下
何度でも自然を書き直している
雲場池は器が大っきいぞ
眩しいくらいに木々を描く
僕の夢も描かせてくれ
嬉し恥ずかし ちっちゃな夢を
こんなに欲張りな僕の夢
皆んなにも反射するからね
心の鏡が皆んなにも
そして叶ったら
自然が流す声と自分の声を競い合わせよう
美しい人間の心
やっぱり出会えて良かったと言おう




「あの頃」


学校帰りにソフトクリームを食べたあの頃

カロリーのことは気にせずに目を輝かせ夢を語った

雨が降っても若さで弾き返し湯気を立てたんだ

野良猫にも優しくオヤツの時間をつくり

手のひらにある猫の口を愛おしく思えたんだ

気まぐれな野良猫

自分に似ているのが嬉しかった

泣きそうな人がいれば肩を抱いた高校時代

なぜか猫も二匹で帰って行ったよ

猫も肩を抱くのかよ

俺らの今は夢を掴んでいないかも

それでも天気になれば意味もなく嬉しいんだ

季節の移り変わりの匂いに過去を思い出したりして

気まぐれに生きている

たまにブルースを聴きながら

たまにJAZZを唄いながら 体を揺らし

行き先の分からない猫を思いやり

ひとり口ずさむんだ てるてる坊主てる坊主

明日天気にしておくれ

明日こそ昔の笑顔を取り戻させてくれ



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