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「路地裏 de狂言の魅力」(喫茶茶会記店主筆)
20151114

イベントスペースにあるオーディオを調整している。スピーカーの箱を取り替えたため音の変わり様が俊敏になり
調整が不可欠になっている。先日はスピーカーの高域と低域を分ける装置を交換したりしている。
毎週第二金曜日に行われているオーディオを利用する九谷ジャズファンクラブの会でも好評だった。
ただその前日、毎週第二木曜日に行われている路地裏 de狂言ではオーディオ機器を利用しない音響体験が得られる。筆者もカフェルームの常連のお客様がお越しになっていないので逆手にとって久しぶりの鑑賞。前半の附子(ぶす)を堪能することができた。
新鋭の田熊力也君の演技を観たのは初めてで鮮度抜群だった。
そして改めて思ったことは喫茶茶会記という狭く比較的響く空間での狂言師の音圧のある発話は気持ちよいということ。
高解像度のアンプを通しいているのかと勘違いするくらいであり、かつオンマイクな風合いである。
それでいてそれは玲瓏な生声なのだからたまらない。能楽堂や薪能では味わえない音響的悦楽がここにある。
本来的な嗜みではないのかもしれないけども能楽師のスピリットに漸近できる。




 
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