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大河原義道 文筆作品 2016/3/29更新
2016.3.29


「照れ愛期」

お腹をへこませて痩せ我慢
少しでも美しく見せたい
食後の体型を見せ合って
照れ愛期
こんな日がずーっと続けば良いと
ホッペに着いた桜の花びらを
取ってあげた
少し嬉しい君の顔が
僕の目に貼り付けられる



「自分のもの」

つんつんと唇とがらせて話す君の
心に夢中
そうなんだ そうなんだ
花見の桜と君の話
どちらも時に揺らいでいる

この手のひらに飛んでこい
つかんで見せる
幸せのとき
いつも願っていた
偶然の笑顔は本当に綺麗だ



「初恋」

言葉の一言一言に
流れ去る恋愛感情が
後から追いついてくる
男女の仲には
強い言葉が大事なんだ
強い絆に変わるまで
強い瞳が必要だったように
今日という日に言葉をつけた
初恋と言う言葉を
何にも言わないでくれ
全部分かっている
それでも初恋と言いたいのだ
これ以上肩の荷を背負わさないでくれ
恋とは心と身体が軽くなるものだから



2016.3.27

「約束の根っこ」

どうして僕ばかり寄って集って
甘えられるのか
桜の木は風に揺られても揺られても
根っこから離れない
約束を守るため

僕に強さをくれる桜の木
もうすぐ満開の桜
笑顔の再開を待ち望んで
永遠になくならない約束を
約束は守られるから美しい
お互いの苦しみを
自分の背中に背負い
僕の胸には届いてくる
優しい強さに変わって
だから前に進めるんだ
時代は廻る
泣いてばかりいられないので
桜の花を見上げる
強かった愛大き者たちへ
時代は廻る
だから避けたい別れがあるんだ
守らなければいけない争いの傷跡
夜には星空を眺め
春には桜を眺め
僕の苦しみを吸い込んでくれる
願いが叶うなら いつも笑っていたい
笑顔が時に吸い込まれ散って行っても
優しい目尻のシワに変わるなら
涙が再び舞い戻る
君のために涙が舞い戻る
過去に振り向けば
乗り越えられることも
あるんだ
目尻に輝く涙と共に
無邪気な想いってそうゆう者だろう
言葉がくさくても何度でも言うぜ
分かり合えるまで何度でも言うぜ
僕らは違う人生を生きている
大きく頷けることを信じて
僕らは生かされているんだ



「引力」

産声が小さく微笑んだ
俺の胸の中に
今日が孤独の果てなら
それはそれでいい
プラスとマイナスより強い引力で
出会えるだろう
飢えた俺に 水を少し浴びさせてくれ
お前の体から発する
愛しの水を
飢えた俺はスポンジのように
お前を受け入れるだろう
一目見たときからそれに気づいていたんだ
俺らのゆるいところ



「夢」

桜は語ってくれない
綺麗に咲くのみ
裏から覗くと手紙が溢れてくる
それだけで良かったんだ
毎年出会えるだけで
生きている まだまだ夢は尽きない
こっちこっち僕の夢
けれど桜は何も語らない
皆んなの夢に耳を傾けるのは大変だ
僕の夢も語らせて欲しい
届かぬ夢を
手の平で掴むまで
知恵を働かせながら
桜のような嘘のない笑顔で
僕は桜の木に寄りかかる



「ひと声」

懐かしい声が聞こえてくる
ついつい笑ってしまうあの声が
僕の胸だけには届くのだ
ひと声聞きたいと目をつぶるだけで
頰に蘇るあの声息
春になる度
思い出してしまう
あの娘の可愛らしい
性格を
もう一度逢いたくなったら
目をつぶるんだ
優しくなった僕がいる
不思議な天使
何度でも呼び戻して見たいんだ
一緒に花見できたら
僕の声は高鳴る
晴天のジャンプだ
キャッ!キャッ!
若くなって見つめ合える僕らがいる
手をとり合おう
お手手繋いで ルンルンルン!
二人には何も聞こえないんだ
それで良いんだ
恋の魔法にかかっているところなんだから


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