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ベネズエラ音楽 2016/4/4(アルピスタ・川嶋菜穂子筆)


桜満開の夜。
木蓮と藤の花のうたを聴いてきました。

チェ・ジェチョルさんの
「木蓮」

ギターの旋律と、チェさんの
内から外へ紡ぎだされる声は
ちから強く、繊細な心情が響いていました。
肉厚のしなやかな絹織物のような
世界観を感じて、
あたたかいものや
日常に流れながらも変わらぬ
心の景色を観たように思います。

大野慎矢さん、菅原雄大さんの
「藤の花」山村暮鳥

晩年の暮鳥は透明な感じになっていく…と
いう、大野さん。
…腹がへって、たわわにぶらさがる
藤の花を思わず食べたくなる…

食べたらどうなるのか。

透明な感じ、といった感覚は
諦観にちかいと感じます。
きれいなものが
人間の内から紡ぎ出される。
この静かな煌めきに遭遇するにも
茶会記の空間はぴったりな気がします。

詩と歌。
人の心情の珠玉の結晶だな と
つくづく思う春の夜でした。









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