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大河原義道 文筆作品 2016/5/10 更新
「ポチ」


仔犬のポチが部屋に置いてあるぬいぐるみをかじって
ボロボロにしたので
「ポチ駄目じゃないか!」
僕は怒った
ポチ
「ワンワンワン」
反省もせずに尻尾を振って近ずいてくるので
僕は思わずポチを持ち上げて座布団に投げたのだ
「キャンキャン」
ポチはびっくりしたように身体を震わせた
痛かったのか 痒かったのか
ポチは後ろ足でお腹をかいている
僕はもう一回ポチに「ぬいぐるみをボロボロにしちゃ駄目」
ポチは僕を見ながらまだ尻尾を振っている
その時 ポチが僕たちの優しさに水をかけたように感じた
いや 性格の違うもの同士が感情と感情をぶつけると
分かり合えることは多いのだ
犬のぬいぐるみにポチがやきもちを妬いていたかも知れない
ポチの縄張り意識が僕を優しくさせている



「空に向かい」

僕らの明日を決めるのは
心 悩んで悩んで
少しの冒険
誤解を紐解くのは
思いやりが必要で
一緒に居ることが大切に思えて
初めて相手になれる
そんな悩んでいる顔見せられないようでは
まだまだ 手を繋ぐことは難しい
好きになれたら泣けてくる
僕の独りよがり
僕はこんなに君を分かろうとして居るのに
運命がそれを阻むのなら
歌でも歌おう
秘密の言葉を歌おう
片想いの歌を
空に向かって
歌を歌うんだ




「ポチ ワンワンワン」

仔犬のポチ
「ワンワンワン!」
知らない人に吠えている
番犬に丁度いいのだが 吠えない人もいるので
番犬にはまだかな?
ポチの出来の悪さを抱きしめてあげたい
他人からおやつ見せられると尻尾を振ってしまうポチ
僕にだけ懐いてくれれば良いのに
僕のエゴだった
ポチは皆んなと仲良くなれるのだ
優しさ大勢に振りまいて
幸せになれよポチ
ポチが寂しいときは何でもしてあげるんだ
ポチが優しさくれるから




「ポチの散歩」

仔犬のポチ
散歩を楽しんでいるときポチの視野が狭いことに気づいたよ
僕のことばかりを見て車や自転車に気づかない
轢かれないように気をつけて
僕はポチとのリードを近づけたんだ
ポチ喜んで尻尾を振っている
リードを引いて首輪がめり込んでいるのに、ポチは嬉しいんだ
小さなボールを投げてポチと遊ぶのは安全な公園にしないといけない
ポチはボールに夢中になってしまうから
実はポチの足を踏みそうになったことがあったんだ
知らないうちに僕の足元に近ずいて来るので!
仔犬のポチはまだまだ散歩をするのに覚える事が沢山あるんだ
ポチの健康の為、僕も協力するよ
ポチが轢かれたら大変
ポチを踏んでしまったりしたら、ポチの笑顔と僕の笑顔が減ることは間違いない
小さいけれど可愛過ぎるポチ
少しはみ出して僕の手のひらに乗れるくらい小さい




「ポチのお仕事」

ポチが両後ろ足を伸ばしてストレッチするだけで嬉しくなるんだ
僕が外出から帰ってくるとポチは玄関まで迎えに来て尻尾を振りながら吠えてくる
「寂しかったか? よしよし」
ポチが足にまとわりついて甘えてくるんだ
両手でポチを抱っこして顔を見合わせて話し掛けるとポチは尻尾を振りながら少しおとぼけ顏
ポチが何をしても嬉しいんだ
可愛いからね
お互いの存在を喜び合うって良い関係
嬉しさがつっちゃうくらいの楽しさ見せてくれよ
たまにポチ 理解不能な動きをするけど仔犬だからかな
僕もそんな動き真似するんだ





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