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ベネズエラ音楽 Café negro 通信 2015/7/29 (アルピスタ・川嶋菜穂子筆)


すこし前になりますが、
フランスから来日したラテンバンドと
共演する機会がありました。

メンバーはひとりひとり
違う国籍を持っています。
コロンビア、メキシコ、チリ、フランス。

今まで出会った海外在住の音楽家は
アドリブや本番での化学反応を楽しむ、
といった傾向が強いように感じていました。

しかし、この4人は違います。
きっちり納得するまでリハーサルする。
日本の若手バンドにも感じる結束力。

それぞれのパーソナリティを
際立たせようとするひたむきさ。

違いを受け入れて、
それぞれの良さを精一杯、活かして
いい音楽を創り上げるのだという気持ち。

それは正しく届き、伝わり、
どんな音楽か知らずに初めて聴きにきた観客だって
気がつけば、隣り合った人たちみんな
一緒になって歌い踊っている。

「一緒に楽しむちから」を
観せてもらったように感じました。
彼らはまたフランスを拠点にして
グルーヴを産み出していることでしょう。

とてもすばらしい出会いでした。

そして、それを繋いだのもまた、
ベネズエラ音楽なのでした。








ベネズエラ音楽 Café negro 通信 2015/6/16 (アルピスタ・川嶋菜穂子筆)
日本でも有名なベネズエラの曲
「コーヒー・ルンバ」を世界的に広めた
Hugo Blanco (ウーゴ・ブランコ) が天に召されました。

彼はアルパ奏者であり、叔父のJose Manzo が作った原曲
「Moliendo café (モリエンド・カフェ) コーヒー豆を挽きながら」を
オルキデアというリズム様式で演奏したことで
瞬く間に大ヒットとなりました。

日本では むかしアラブの偉いお坊さんが〜 の歌詞で
なじみ深い曲ですが、原曲の歌詞はまったく違う内容です。

それは、コーヒー農園ではたらく男、マヌエルのかなわぬ恋の歌。
豆を挽く音は呻き声にも似ている・・・

南米のハープを習い始めて、
この曲がベネズエラ産であることを知りましたが、
日本語に訳すことは、むずかしく、あやういもの、とも思いました。

原曲に忠実な内容の訳詞を知り、わたしなりに咀嚼して
コーヒーの在る風景、あの香りを感じ想う様々な「時」に
こころ馳せ、自分のなかの小さな経験を総動員(といっても数年前の時点では20パターンほどでしたが年々増え続けています・・・)して
演奏に臨んでいました。

ほかにも、Playa colorada(紅の浜辺)、Dos Esclavos(哀しきルンバ)など
わたしが掻き立てられる曲はどれもHugo Blancoのつくった曲。
これからも彼の曲を演奏していきたいと思います。

ベネズエラから14,600km以上離れた、この東京でも
わたしだけでなく多くのアルピスタが彼のつくった曲を演奏しています。
蒔かれた種は確実に育っているのだと思います。


Naoko Kawashima

ベネズエラ音楽 Café negro 通信  (筆者 アルピスタ・川嶋菜穂子)

Naoko Kawashima
ベネズエラ音楽 Café negro 通信 2015/5/24 (アルピスタ・川嶋菜穂子筆)
こんにちは。
Café Negro の川嶋です。

水墨画家の友人と、先日ひさびさにランチしました。
茶会記での演奏にも来てくれている友人です。

美術とは縁ないところで出会ったのですが
あるとき、個展をやるんです…と聞いて
いろいろな素材のことで話したのがはじまり。
お互いの発表の場に運び、それぞれ感じたことを伝えたりしています。

そんな友人とのランチで何を話すかと言えば「最近どう?」って話です。
たわいない内容にまぎれて
お互いの製作の進み具合、
あの展示よかったとか、
あの演奏が素晴らしかったとか。

前回、書かせていただいたトラペ座のお二人の話もしたところ、
美術を担当していた作家さんが友人と同窓とのこと!
いやはや、やはり世間はせまい…というかご縁というか。

友人はこれから水墨画家としての道を
しっかり歩んでいきたいと語ってくれました。

私も、休眠させていた製作を再開する時が
来ているかもしれない…と感じるこの頃です。
めっぽう時間のかかる作業なので躊躇していましたが
そろそろやろうかな、と。

もちろん、根底にあるのはベネズエラ音楽。
どんなかたちになるかは……お楽しみです。





ベネズエラ音楽 Café negro 通信 2015/4/28 (アルピスタ・川嶋菜穂子筆)
こんにちは。
Café Negro の川嶋です。

先日のライブでご一緒させていただいた
「トラペ座」のお二人(大野さん、菅原さん)が
奏でる音の世界を堪能してきました。

ところは、上野桜木。
木彫の巨匠、平櫛田中邸アトリエ。
ここは個人的にも、何回か訪れていますが、
新緑と晴天のもと、鳥のさえずりきこえる時季は初めてです。

山村暮鳥の詩に音をつけて表現することを
続けていらっしゃるお二人。





その世界観を表現する力に圧倒されました。
言葉はもちろん、
音によって紡ぎ出される感情のひだが見事にあらわされ、
その内にある心情が、きらきらと迫り、
おもわず涙があふれそうになりました。

ベネズエラ音楽も歌詞のある曲が多いですが、
内容は愛と哀しみ、そして草原や馬をめでる作品が多いように感じます。
詩や曲に込められた世界をもっと深く知って、
聴いていただく方に、より多くを感じてもらえるように精進せねば・・と、
心にきざむ日曜の昼下がりでした。



ベネズエラ音楽 Café negro 通信 2015/4/22 (アルピスタ・川嶋菜穂子筆)



はじめまして。
ベネズエラ音楽を中心に演奏しております、
Café negro のハープ奏者、川嶋菜穂子ともうします。
音楽と美術と美味しい酒のある、素敵な空間を欲してやまない女でございます。

音楽や美術のほか
つれづれに思うことなどを綴っていきたいと思います。
どうぞよしなにお願いもうしあげます。

さて。
スタートは、出会いをテーマに。
ベネズエラ音楽との出会いと
「茶会記」という空間と出会った時に感じたことについて、書いてみます。



ベネズエラ音楽・・・
それは、悩み多き高校時代。
自ら望んで美術科に入ったわたしは
美大・芸大受験合格のためのスパルタ方式のカリキュラムにおののきつつ、
ひたすら描き、つくり、教師や講師陣から酷評をもらい這い上がり・・を
繰り返していました。
「自分には才能がないのか」
「画や物で生きていくってどういうことだ」
「プロって何?技術って何?カッコいいって何?」
普通科の人たちと同じように遊びたいし、恋だってしたい。でも、今は放課後だって林檎や鍋、石膏にセミヌードを描く・・・。画材をキャスターに積んでころころ引きずり、絵の具で汚れた作業着や制服のままで、スーパーや駄菓子屋でたわいもないことで笑い転げている・・・真剣なのに、端からみればひどく可笑しい。
今想えばものすごくシュールな時間をおくっていたわけです。
3年間同じ顔ぶれで過ごしたクラスメイトもそれぞれに感じていたことと想います。
そんな折、同じく悩みをともにする友人から借りた1枚のCD。
(なぜ持っていたのかは不明だし、なぜわたしに聴いてと言ったのかもはや不明です)

そのCDが、ベネズエラ音楽
「MAROA /Amsamble grruffio」(マロア/アンサンブル グルフィーオ)でした。
  
  なんなんだ、この疾風のような速いリズムは!熱い熱い!

聴いたその日から、そのグルーヴに夢中になり、
通学中はもちろん夜な夜な聴いていました。

およそ10年が経ち、無事に社会人となりましたわたしは
パラグアイのハープを弾き始めました。
ある日、通っていた教室から「グルフィーオが来日する」と聞き、
紀尾井ホールの最前列!かぶりつきで聴く幸運に恵まれました。
輝かしくうつくしく、生きる原点のようなエネルギーに満ちあふれたひととき。
腰がぬけそうでした。
ベネズエラにもハープがあることを知ったのはその頃です。
近年の日本では南米のハープといえば
パラグアイのハープ(アルパ)が主流ですが、
ベネズエラのハープとは仕様も音色も奏法も異なります。
悩んだ末、パラグアイのハープでベネズエラ音楽をやってみよう、と決めて今にいたります。

何だか分からないけどくるしくて、まよい、あせってグルグル・・・
そんな時に出会ったものって忘れないものですね。

手指の爪を勢いよく飛ばしてもボロボロになっても、
体力のつづく限り続けていこうと思います。



川嶋菜穂子




(店主より)
知られざる喫茶茶会記レギュラーメンバーCafé negro
茶会記とベネズエラ音楽との出合いはイベントプロデュースをしてくれている野さんが
パーカションの成瀬紀子さんをご紹介してくださり、紀子さんがクアトロ・フルートの古川康子さんと
Voiceperc(店主銘々)というユニットを結成されたことから成ります。
初ライブは2011年です。
Voicepercを含む5人編成がカフェ・ネグロ
先日はクアトロの際田さんとアルパの川嶋さんのお二人主体でライブをされました。
川嶋さんの音も是非聴いてくださいませ







Cafe'Negro カフェネグロ
○2013/11/3(sun)
(L,S room)Cafe Negro、BargainORANGE
綜合藝術茶房 喫茶 茶会記 @四谷三丁目
open/start 14:30/15:00
出演: Cafe Negro、BargainORANGE
チャージ 2000円


ベネズエラ音楽です!!



○2013/4/7 (Sun) 夜

(L,S room)VoiceperC, Cafe' Negro
19:00 open
19:30 start
21:30 end

1500yen(1drink in)

1部 南米ハープのソロ(セニョリータ 川嶋菜穂子)
2部 カフェネグロのベネズエラ音楽


Cafe'Negro カフェネグロ

ベネズエラの音楽を中心に演奏するバンド。

ベネズエラで独特の進化を続ける複雑なリズムで古典からポピュラーミュージックまで聴きなれた曲をアレンジ。草原を駆ける風のように爽やかなテイストが持ち味。

5人メンバーの中に、VoiceperCの2人も入っています。



詳細pdf
カフェネグロのベネズエラ音楽 7/21! (成瀬)
今回は、Cafe’Negroのメンバーの紹介も兼ねて、アルパの川嶋嬢(本業はデザイナーなのだ)に、フライヤ〜作成をお願いしました。
爽やかな感じのデザイン同様、暑い夏のひと時を、爽やかなベネズエラ音楽で楽しんでいただきたいです。

○2013/7/21(Sun)
(L,S room)Cafe Negro
open14:30 start 15:00
1500yen (1drink in)

カフェネグロのベネズエラ音楽 (成瀬)
○2013/11/3(sun)
(L,S room)Cafe Negro、BargainORANGE
綜合藝術茶房 喫茶 茶会記 @四谷三丁目
open/start 14:30/15:00
出演: Cafe Negro、BargainORANGE
チャージ 2000円


ベネズエラ音楽です!!



○2013/4/7 (Sun) 夜

(L,S room)VoiceperC, Cafe' Negro
19:00 open
19:30 start
21:30 end

1500yen(1drink in)

1部 南米ハープのソロ(セニョリータ 川嶋菜穂子)
2部 カフェネグロのベネズエラ音楽


Cafe'Negro カフェネグロ

ベネズエラの音楽を中心に演奏するバンド。

ベネズエラで独特の進化を続ける複雑なリズムで古典からポピュラーミュージックまで聴きなれた曲をアレンジ。草原を駆ける風のように爽やかなテイストが持ち味。

5人メンバーの中に、VoiceperCの2人も入っています。



詳細pdf
kikoの日記.005 (ベネズエラ音楽・成瀬紀子)
11月11日(日)、ベネズエラ音楽ライブを茶会記さんで開かせていただきます。
是非、お越しください。

出演:VoiceperC, Cafe' Negro
Open/Start: 14:30/15:00
Charge: ¥1500-1drink 付


出演グループ:
VoiceperC ヴォイスパーク

2人で奏でるベネズエラ音楽。

2人ならではの音楽をお楽しみ下さい。



Cafe'Negro カフェネグロ

ベネズエラの音楽を中心に演奏するバンド。

ベネズエラで独特の進化を続ける複雑なリズムで古典からポピュラーミュージックまで聴きなれた曲をアレンジ。草原を駆ける風のように爽やかなテイストが持ち味。

5人メンバーの中に、VoiceperCの2人も入っています。

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